Electra 11.2-11.3.1で脱獄したときにデフォルトで入っているパッケージ


本日リリースされた「「Electra for iOS 11.2-11.3.1」」ですが、何かしらの不具合があって、初期の状態に戻したいということがあるかもしれないので、最初から入っているデフォルトのパッケージを載せておきます。

Default Repository



ultrasn0wは使わないのとサーバーが応答しないので消してもOKです。

Default Packages



APT 1.4 (apt-key)
APT 1.4 Strict (lib)
Base Structure
Bourne-Again SHell
Berkeley DB
bzip2



Core Utilities (/bin)
Cydia Translations
Cydia Installer
Darwin Tools
Debian Utilities
Diff Utilities



Debian Packager
Find Utilities
iPhone Firmware (/sbin)
GNU Privacy Guard
grep
gzip



XZ Utils
New Curses
OpenSSH
OpenSSL
BigBoss Icon Set
Profile Directory




sed
shell-cmds
system-cmds
Tape Archive
UIKit Tools

以上になっています。iPadでも同様。

まとめ

脱獄は自己責任ですが、Tweakのコンフリクトなどで動作がおかしいなど、初期状態に戻したいということもあると思うので記事に残しておきます。

Tweakなどを消すときは「Tweak Inject」を消すと一緒に消えてくれます。

何かしらの不具合があって、「Tweak Inject」のシンボリックリンクが壊れてしまった場合、Cydia Substrate系のTweakが動かなくなるようです。

具体的にいうと、「/Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries/」内にdylibを入れるのがiOS 10までのTweakだったのが、iOS 11.xのElectraでは「/usr/lib/TweakInject/」の中にdylibが入っています。

それをシンボリックリンクで「/Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries/」へリンクさせることで動作させていますが、ただの「フォルダ」になってしまうことがあるようです。

FilzaやSFTPソフトで確認できます。

その場合は、SSHかNewTerm 2などでrootにログインし、以下のコマンドを実行してみてください。

mv /Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries/* /usr/lib/TweakInject/
rm -rf /Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries
ln -s /usr/lib/TweakInject /Library/MobileSubstrate/DynamicLibraries
killall SpringBoard