iPhoneの画面をロックさせたまま表示を回転できるJB Tweak!『UIRotaion for Activator』
iPhoneなどで、普段画面の回転をロックさせて使用している方が多いかと思います。
縦画面のままなので、横になってくつろいで使用することができますが、動画などの場合に小さい画面で再生されるのがデメリットになってしまいます。
そこで今回、画面をロックさせたままでも、簡単に横画面にすることができるTweakを作成しました。
使用するメリット
通常、画面をロックさせたままですと、このような画面になります。横画面に回転させたい場合、ホームボタンをダブルクリックしてロックを解除させるか、Rotation Inhibitorなどを利用して、デバイスを横向きにしてあげる必要があります。
これが結構めんどうで、手間になりますよね。今までは、余程ちゃんと見たいものじゃない限り、小さい画面で済ませていました。
UIRotaionのインストール及び使用方法
『BigBoss』から『UIRotaion』でInstallが可能です。Installすると、Activatorのアドオンとして登録されます。ホーム画面やロック画面では機能しないので、「アプリ上での動作」を選択してください。
機能は4つ(アイコンで表示されている画面と同じようになります)
- Default:縦画面表示
- LandscapeLeft:左に回転
- LandscapeRight:右に回転
- UpsideDown:上下逆転
例)2本指のジェスチャーで、スクリーン右側に「LandscapeLeft」を設定
動画でのデモンストレーション
動作確認デバイス
- iPhone 3GS (iOS 4.3.3 / 5.1.1 / 6.0 / 6.0.1)
- iPhone 4S(iOS 5.0 / 5.1.1)
- iPhone 5 (iOS 6.0 / 6.1.2)
更新情報
- v1.0-2:回転した後、同じジェスチャーでPortrait(Default)になるようにしました。
- 2012/11/6:BigBossに提出し『UIRotation for Activator』として公開されました!
UIRotation for Activator – BigBoss
Repositoryを登録しなくてもInstallすることが可能となっています。 - v1.0-3:全てのアプリで回転できるようにしました。
- betaバージョンのため、ichitaso repoからのインストールになります。
- 画面ロックしていない場合、上下左右に回転するようになっています。
- 画面ロックをした状態で、設定したジェスチャーを行うと回転します。
- v1.0-4:BigBossへ提出しました。主にレスポンスが向上しています。
- 画面を回転させてからホームボタンで戻った時に、2回ジェスチャーしなければいけない問題の解決
- v1.0-5:Activatorの設定画面でアイコンと説明が表示されない問題を修正
(もし改善されない場合、Twitterやコメントなどで報告頂けると助かります) - v1.0-6:Preferenceloaderによる「設定」画面から詳細設定を追加しました。
- Activator settings:Activatorでの設定を行えます。
- 機能の有効/無効の切り替え:設定のEnabledかSBSettingsで行えます。
(SBSettingsは同時にインストールされません) - Full Rotation Mode:回転が許可されていないアプリをONにすることによって強制的に回転させます。
- v1.0-6-1:レスポンスを大幅に改善(ホームに戻る/ロックスクリーンにした後でもすぐに応答)
- v1.1:Full Rotation Mode をデフォルトで機能するように変更しました。
無効にしたい場合は、Disable Applicationsからアプリを選択しONにしてください。 - v1.1-1:Power、Home、ボリュームボタンのiOS標準機能を無効化しました。
- v1.1-2:設定に、FullRotationMode(対応していないアプリでも強制的に回転させるモード)とUpsideDown(上下反転)のON/OFFスイッチを付けました。
iPhone/iPod touchの時は、UpsideDownをOFFにしておくといいかと思います。 - v1.1-3:古いデバイスで機能するようにしました。
(iPhone 3G,iPod touch 2G / 3G) - v1.2-1:iOS 7.xに対応しました。また、Flipswitchトグルも追加しました。
iOS 4が未対応となりますので、もし使用したい場合以下のLinkからDownloadして下さい。
http://apt.thebigboss.org/repofiles/cydia/debs2.0/uirotation_1.1-3.deb - v1.2-2:iOS 4/SBRotator 7をサポート、キーボードが表示されている場合に無効化など追加しました。
- v1.2-3:画面回転ロック時でも指定したアプリを起動するとロック解除する「Auto Rotate Unlockモード」を追加しました。そのアプリを閉じると自動的に元の状態に戻るようになっています。
- v1.2-4:iPadなどで横向きで使用したまま、他のアプリを立ち上げた時に常に縦表示になるのを修正
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
私も作者様と同じ手順で解除→向き変え→再ロックを行っており、これがずーっと前から不満で、面倒に思えておりました。
このようなTweakを開発して下さり感謝致します。使用させて頂きましたが大変便利です!ありがたく常用させて頂きたく思います!
私のケースで申し訳ないのですが、当方の環境ではアプリの向きを”Default”と”LandscapeLeft”の向きのみ使う場合が多く、
それについて1点要望がありコメントさせて頂きます。
例えば、Activatorに割り当てで
右にスワイプ(ステータスバーを左から右にスワイプ)に”LandscapeLeft”
左にスワイプ(ステータスバーを右から左にスワイプ)に”Default”
を割り当てます。
右にスワイプしてアプリの向きを”Default”から”LandscapeLeft”に変更した場合に、
その後アプリの向きを”Default”にする場合は左にスワイプと、(右にスワイプとは)違うジェスチャーをしなくてはならないので
これを”LandscapeLeft”と”Default”へのアプリの向きの変更を同じジェスチャーでトグルのように行えるように機能要望を行えないでしょうか。
(例えば
現在のアプリの向き”Default” → 右にスワイプ → アプリの向きを”LandscapeLeft”に変更
現在のアプリの向き”LandscapeLeft” → 右にスワイプ → アプリの向きを”Default”に変更
といった感じで同じジェスチャーで画面の向きを変更できればうれしいです。)
iPhoneの仕様でこのような実装は出来ない等ありましたら申し訳ございません。。
もしよろしければ一案としてご検討頂けましたら幸いです。
環境
iPhone4(非4S) iOS5.1.1
仰るとおりの動作ができるように改良しようと思っています。