【Hackintosh】OSx86 WinPCにOS X 10.10 Yosemite DP1をインストール

今回は秋に登場予定のOS X 10.10 YosemiteのDeveloper Preview 1をHackintoshする方法を紹介いたします。と言っても夢の話ではありますが・・・

PC環境

Wi-Fiに関しては参考です。

インストールDiskの作成

  • 8GB以上のUSBメモリ(SDカードなどでも可)を使用します
  • Install OS X 10.10 Developer Preview.appが必要です
  • MacもしくはOS Xが動作する環境が必要です
基本的には「Windows上のVMwareでOS X 10.10 Yosemite DP1の夢を見る方法」で行った作業に、Cloverというbootloaderを使って起動させるのが現在の方法です。

今回、USBへのファイルのコピーはshellスクリプトで行います。

必要なファイル:Yosemite.zip
  1. USBメモリをGUIDの1パーティションでフォーマット、名前を「USB」にする
  2. アプリケーションフォルダにInstall OS X 10.10 Developer Preview.appを入れる
  3. Yosemite.zipを展開し、create_usb.shを実行
    sudo sh create_usb.sh
  4. Yosemiteフォルダ内のkextsフォルダとKextWizard.zipをUSBへ入れる
  5. Clover_v2k_r2696.pkg.zipを展開→Clover_v2k_r2696.pkgを実行
  6. インストール先をUSBにする
  7. カスタマイズでインストールする項目を選択しインストール

  8. USB/EFI/CLOVER/config.plistを編集
    Bootセクションに以下を追記
    <key>Arguments</key>
    <string>kext-dev-mode=1 GraphicksEnabler=No</string>
    これによりデフォルトのBoot Optionを設定します。kext-dev-mode=1を指定しないとシステム領域が壊れます。
    (GraphicksEnabler=Noは環境により要らないです)
  9. USB/EFI/CLOVER/kexts/OtherにFakeSMC.kextを入れる
以上で完成ですが、インストール途中でエラーが出る場合は再度作成してみて下さい。

※Bootは全てUSBから行います
(インストールDiskにCloverを入れるとBoot領域が壊れるため)

OS X 10.10 Yosemiteのインストール

  1. PCを起動してUSBからBootします
  2. 画面が表示されたら「Mac OS X USB」を選択しEnter
  3. Disc Utilityでインストール先を作成します
  4. 作成したディスクを選択しインストール
  5. 完了すると自動的に再起動します
  6. USBからBoot
  7. 必要なkextをKext Wizard.appでインストール
    kextsフォルダ内のAppleIntelE1000e.kextはZ87X-UD3Hのネットワークカードで機能するものです。
    IOAHCIFamily.kextはSSDのTRIMを有効にするものです。
  8. 再起動で完了です!

デモンストレーションVideo