【Hackintosh】OS X 10.11 El CapitanをWindowsPCにインストールする方法

2016/03/14 20:57

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今回は「UniBeast」を使って、WindowsPCにMac用のOS X 10.11 El Capitanをインストールする方法を紹介いたします。
もちろんあくまでも夢の話なので、参考程度にご覧ください。

via.UniBeast: Install OS X El Capitan on Any Supported Intel-based PC

OS X El Capitanをダウンロードする

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はじめに、Mac App Storeから『OS X El Capitan』をダウンロードします。

OS X El Capitanは、「Snow Leopard」以降の所有者が、無料でダウンロードできます。
参考:Mac本体が無くてもWindowsだけでOS Xをインストールする方法
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ダウンロード完了後は、インストールせずに「⌘+Q」でインストーラを終了して下さい。「El Capitan」は/Applicationsに置かれます。

インストールしたPC構成

ブート可能なUSB DriveをUniBeastで作る

  1. 8GB以上のUSBメモリを用意してDisk Utilityでフォーマットします。
    「GUIDパーティション」を作り「Mac OS Extended (Journaled)」でフォーマット

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    1パーティションで名前はUSBとします。
  2. 「UniBeast」と「MultiBeast」をダウンロード (会員登録が必要です)
  3. システム設定で言語を英語にします。
    (再起動はしなくてOKです)
  4. ダウンロードした「UniBeast」を展開して起動します。
  5. Continue、 Continue→Agreeとクリックして進んで下さい。
  6. インストール先として「USB」を選び「continue」をクリック
  7. 「Select OS Installation」画面で、「El Capitan」を選んでContinue
  8. 「UEFI Boot Mode」を選択します。
  9. (必要ならば)Graphics Configuration画面で、適切なグラフィックスオプションを選びます。
  10. 「installation options」を確認して、Continue。ユーザーパスワードを入れてInstallをクリック
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作成が終わるまで時間が掛るので、しばらく休憩しましょう。

完了したら、USBに「MultiBeast」を入れておいてください。

オススメのBIOS設定

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  1. 起動時にDeleteキーを押してBIOS/UEFI設定画面に入ります。
  2. Optimized Defaultsをロード
  3. CPUがsupports VT-dをサポートしているなら無効にして下さい。
  4. システムにCFG-Lockがあるなら無効
  5. Secure Boot Modeがあるなら無効
  6. OS Typeの設定があるならOther OSにします。
  7. 保存して再起動

OS X El Capitanをインストールする

USBメモリから起動してインストールします。

USB 2.0ポートを使うと失敗が少ないです。
  1. コンピュータの電源を入れ、USBメモリーから起動
  2. ブート画面から「Boot Mac OS X from USB」を選択
  3. インストーラが現れたら、言語を選択
  4. 新しくインストールするためには、ターゲットのドライブをDisk Utilityでフォーマット
    GUIDパーティションを作ってMac OS Extended (Journaled)でフォーマット
  5. フォーマットしたドライブを指定してインストール。
  6. 最初のステップが終わると、システムは自動的に再起動します。
※出来るだけ一つのディスクにインストールして下さい
Windowsが入っているディスクなどにインストールすると、MBRが破損して起動しなくなる可能性があります。慣れていない方は別のディスクを選択しましょう。

MultiBeastを使ったインストール後の作業

インストールが終わってもまだブートはできません。

そのためUSBメモリからもう一度ブートします。
  1. USBメモリからブートします。
  2. ブート画面で「Boot Mac OS X from El Capitan」を選択
    (インストール先ドライブがEl Capitanという名前の場合)
  3. OS X El Capitanのセットアップを終わらせます。


  1. USBメモリから「MultiBeast」をデスクトップにコピーします。
  2. MultiBeastを起動して、オーディオやネットワーク、ブートローダーのインストールを行います。
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    まずはQuick Startから始めましょう。

    PC環境によって項目が違うので、マザーボードなどの情報を確認してインストールして下さい。
  3. 「Build」タブをクリックしてインストールします。

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    自分の場合の構成です。
  4. NVIDIA 'Maxwell’ GeForce GTX 750, 750 Ti, 950, 960, 970, 980, 980 Ti, もしくは TITAN X グラフィックボードは、OS X El Capitanに対応していません。「Alternate NVIDIA drivers」が別途必要になります。
  5. 完了したら再起動します。
再起動後、USB無しでブートしてサウンドやネットワーク、グラフィックスなど問題なければ成功です!

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サウンドなどの設定は「システム設定」にて行って下さい。

Hackintosh おすすめPC構成

マザーボード:GIGABYTE GA-Z97X-UD3H

CPU:i7-4790K(Devil’s Canyon 4.00GHz)

ストレージ:Transcend SSD 256GB

Wi-Fi:TP-Link PCI Express Wifi Adapter
Bluetooth:PLANEX Bluetooth USBアダプター
グラフィックカード:GIGABYTE Geforce GT740

メモリ:Crucial DDR3 デスクトップPC用増設メモリ 16GB kit (8GBx2)

電源:CORSAIR 80PLUS GOLD (RM650)

ケース:CORSAIR Carbideシリーズ 500R

Hackintoshは、結構パーツの相性によって上手く行かなかったりするので、上記パーツを参考にして自作Mac Proを組むのも面白いかと思います。

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無事、OS X 10.11.3が正常にインストールされた夢を見ました。