【Hackintosh】OSx86 WinPCにOS X 10.10 Yosemite DP1をインストール

今回は秋に登場予定のOS X 10.10 YosemiteのDeveloper Preview 1をHackintoshする方法を紹介いたします。と言っても夢の話ではありますが・・・
PC環境
- CPU:Intel CPU Core i7 4770K
- マザーボード:GIGABYTE GA-Z87X-UD3H
- ビデオカード:GeForce GTX760 ZT-70405-10P
- SSD:A-DATA ASP900S3-128GM-C-7MM
- Bluetooth:I-O DATA USB-BT40LE
- サウンド:Creative USBオーディオ Sound Blaster Play! SB-PLAY
- Wi-Fi:TP-LINK TL-WDN4800 450M
インストールDiskの作成
- 8GB以上のUSBメモリ(SDカードなどでも可)を使用します
- Install OS X 10.10 Developer Preview.appが必要です
- MacもしくはOS Xが動作する環境が必要です
今回、USBへのファイルのコピーはshellスクリプトで行います。
必要なファイル:Yosemite.zip
- USBメモリをGUIDの1パーティションでフォーマット、名前を「USB」にする
- アプリケーションフォルダにInstall OS X 10.10 Developer Preview.appを入れる
- Yosemite.zipを展開し、create_usb.shを実行
sudo sh create_usb.sh - Yosemiteフォルダ内のkextsフォルダとKextWizard.zipをUSBへ入れる
- Clover_v2k_r2696.pkg.zipを展開→Clover_v2k_r2696.pkgを実行
- インストール先をUSBにする
- カスタマイズでインストールする項目を選択しインストール
- USB/EFI/CLOVER/config.plistを編集
Bootセクションに以下を追記
<key>Arguments</key>
<string>kext-dev-mode=1 GraphicksEnabler=No</string>
これによりデフォルトのBoot Optionを設定します。kext-dev-mode=1を指定しないとシステム領域が壊れます。
(GraphicksEnabler=Noは環境により要らないです) - USB/EFI/CLOVER/kexts/OtherにFakeSMC.kextを入れる
※Bootは全てUSBから行います
(インストールDiskにCloverを入れるとBoot領域が壊れるため)
OS X 10.10 Yosemiteのインストール
- PCを起動してUSBからBootします
- 画面が表示されたら「Mac OS X USB」を選択しEnter
- Disc Utilityでインストール先を作成します
- 作成したディスクを選択しインストール
- 完了すると自動的に再起動します
- USBからBoot
- 必要なkextをKext Wizard.appでインストール
kextsフォルダ内のAppleIntelE1000e.kextはZ87X-UD3Hのネットワークカードで機能するものです。
IOAHCIFamily.kextはSSDのTRIMを有効にするものです。 - 再起動で完了です!