HideSerialNumber – 設定アプリの一般>情報項目などをカスタマイズできるtweak

2021年にはリリースしていたのですが、記事を書いていなかったので「HideSerialNumber」の紹介をいたします。

もともとの作成理由は、iPhoneの設定アプリのスクリーンショットをシェアするとき、シリアルナンバーが自動的に隠れていると便利だなと思って作成しました。

今回、機能を少し追加したので詳細を説明します。


HideSerialNumberを利用できる環境

iOS 12.2から17までの脱獄したiPhoneやiPad、iPod touchで利用できます。

パッケージの種類はrootful / rootless / roothideに対応させています。

また、roothideにサポートしているので「roothide Bootstrap」でも利用可能です。

HideSerialNumberのインストール

私のリポジトリからインストールすることができます。

https://cydia.ichitaso.com

Sileoなどのパッケージマネージャーからインストールしてください。

HideSerialNumberの機能

設定アプリの「HideSerialNumber」から詳細設定を行うことができます。

Enabled:すべての機能をOn/Offする

Open General:設定の一般を開くショートカット

Custom Text:設定>一般>情報の値をカスタマイズできる項目

デフォルトでは、シリアルナンバーとWi-Fi / BluetoothのMACアドレスのみ空白になるようになっています。

あくまで見た目だけで、デバイスの情報を書き換えることはしません。

Hide All:Custom Textで変更できる内容をすべて空白にする

Hide FaceID Issue:iOS 13以降でのみ設定可能でFaceIDに問題があった場合のcellを削除

Version Text:iOS 16以降のデバイスで、設定>一般>情報>バージョンを開いたときのページの表示を変更

Battery Health:バッテリーの状態と充電の最大容量を変更

※悪用厳禁

iPadやiPod touchで利用したい場合は、PoomSmart氏の「Battery Health Enabler」をインストールしてください。

Repo: https://poomsmart.github.io/repo/

その他の機能として、設定>一般>転送またはiPhoneのリセットにある「すべてのコンテンツと設定のリセット」の動作を書き換えて「Userspace Reboot」が行うことができます。

Enabledをオフにすると通常の動作になります。





変更内容などについては以下を参照ください。