Lightning – USB 3カメラアダプタを使ってiPhoneを有線LAN接続してみた

iPhone SEの発表と合わせて発売されたLightning – USB 3カメラアダプタを使って、iPhoneをギガビット環境の有線LANに接続してみました。

実際にどの程度使えるものなのか気になっていたので、その検証結果を紹介いたします。

Lightning – USB 3カメラアダプタとiPhoneを有線LAN接続する方法

Lightning – USB 3カメラアダプタ – Apple (日本)



Anker RJ45 USB 3.0 to Gigabit Ethernet Adapter

この2つにモバイルバッテリーなどで給電してLANケーブルを接続します。



このような感じで、有線LANはカテゴリ6のものを接続しました。

有線LAN接続したiPhoneでのSpeedTest

機内モードにして、SpeedTestを実施。



このような結果になりました。

下りが22.70Mbpsに対して、上りが202.91Mbpsと極端な数値です。
もちろん使えないことはないですが、昨日紹介した「iPhoneからVPNを利用して3G/LTEで自宅PCをWol・遠隔操作する方法」の結果から見ると残念な気持ちになったのは確かです。



「Lightning – USB 3カメラアダプタ」が￥4,860、「AnkerのLANアダプター」が￥1,999、その前に「BUFFALO Giga USB3.0対応 有線LANアダプター LUA4-U3-AGT」を￥1,463で購入して動作しなかったのを合わせると合計￥8,322+LANケーブルなどの費用が掛かっているためです。

現在、LightningコネクタがUSB 3.0に対応しているのは、iPad Proの12.9inchのみですが、さすがに購入して試すほど余裕がありません(´・ω・｀)

Wi-Fiでの接続スピード

「AirMac Time Capsule ME177J/A」での結果



有線LAN接続したPCに比べると遅いですが、十分速くて使えます。

「BUFFALO WXR-1900DHP2」での結果



AirMacに比べると減衰が見られましたが、問題なく利用できます。

Lightning – USB 3カメラアダプタは、iPadでの利用で何か使い道があるかと思うので、アイディアが思い浮かんだらまた記事にしようかと思います。

ビジネスホテルで、有線LANだけの場合などにいいかもしれませんね。