Pasithea – iOSデバイスのコピー履歴を保存しFlipswitchでの管理や専用キーボードを追加する脱獄Tweak

2015/01/14　21:272016/05/05　10:52

iPhoneやiPadなどでコピーした履歴を保存、履歴からクリップボードにコピー、専用のキーボードで入力できる『Pasithea』というiOS 7 – iOS 8対応のTweakを作成しましたので紹介いたします。
以前作成した『PasteBoardSwitch』のパワーアップバージョンとなります。

English

Contents

1. 使用方法
- 1.1. Cannatheaとは？
2. Demo Video
- 2.1. インストール

使用方法

インストールすると設定に『Pasithea』が追加されます。

「使用する」：ONでコピーした文字列を履歴に残します。
「無効にするアプリ」：選択したアプリではコピーした文字列を履歴に残さないようにします。
「履歴の最大保存数」：文字列の保存する数を設定します。
「Pasitheaキーボード」：専用のキーボードを追加します。
「キーボードのスキップ」：ONにすると、通常のキーボード切り替えではPasitheaキーボードがスキップされます。使用したい場合、Internationalキー（地球儀アイコン）を長押しすることで表示されます。
「通知を行う」：ONにした場合、コピーした時に通知を行います。
「黒色キーボード」：白いキーボードのアプリでも黒色キーボードにします。
「キーボードサウンド」：Pasitheaキーボード/Flipswitchで入力した時の音を変更できます。
「検索エンジン」：通知した時にコピーした文字列で検索を行います。Bing、Google、Baiduからお好きな検索エンジンを選択することが出来ます。

デフォルトでは「チベット語」を利用して表示させます。他に「タミール語」と切り替えることが出来ます。「Off」にするとキーボードは表示されません。

キーボードの設定変更にはRespringが必要となります。
「ペーストボード履歴を見る」：お気に入りと保存した履歴が一覧で確認出来ます。

「ゴミ箱アイコン」にてお気に入り/履歴を全て削除出来ます。また、セルを左にスワイプすると個別に履歴を削除出来ます。セルを長押しすると編集モードになるので移動することが出来ます。これはFlipswitch、キーボード共に同様の操作となります。

「自動バックアップ」：ONでRespring時にデータのバックアップを行います。
「バックアップから復元」：バックアップファイルから既存のデータへ復元します。
「バックアップの作成」：手動でバックアップファイルを作成します。
「バックアップの削除」：バックアップファイルを削除します。

『Pasithea』のFlipswitchをコントロールセンターやActivatorに設定します。

コピーされた履歴が表示されるので、履歴から文字列をタップすることでクリップボードにコピーされます。

もしActiveなテキストフィールドでタップした場合、その文字列が挿入されます。

保存される履歴は100件まで保存可能で、同じ文字列は保存されないようになっています。

セルを左から右にスワイプするとお気に入りに登録する「☆」マークが出てくるので、タップするとお気に入りに登録されます。Favoriteを押すとお気に入りが表示されます。

お気に入りから同様の操作を行うと履歴の方へ移動します。キーボードでも同様の操作です。

専用のキーボードから直接文字を入力することが出来ます。「★」マークを押すことでお気に入りが表示されます。セルを左から右へスワイプでお気に入り←→履歴へデータの移動ができます。

保存される場所
/var/mobile/Library/Preferences/com.ichitaso.pasithea.plist
ここに保存され読み込んでいます。バックアップファイルは「com.ichitaso.pasithea.plist.bak」という名前になります。