
現在、ベータテストが進んでいる「iOS 26.2」は、日本のユーザーにとって重要なアップデートとなるでしょう。
一方で、あえてアップデートを保留し、iOS 26.1 以下(またはiOS 26.2 Beta 1)に留まることで可能になる「高度なカスタマイズ」の道も開拓されつつあります。
今回は、公式アップデートの恩恵と、知る人ぞ知るエクスプロイト 「bl_sbx」 によるシステム改変のリスクとリターンを比較し、日本のiPhoneユーザーが取るべき選択肢を専門的な視点で解説します。
iOS 26.2:日本ユーザー限定の「3大開放」
まずは、12月中旬(予想:12/9〜12/16頃)リリース予定の iOS 26.2 についてです。 MacRumorsなどのリーク情報によると、Appleは日本の規制当局への対応として、以下の機能を日本国内限定(一部EU含む)で開放します。
1. デフォルト音声アシスタントの変更
これまでサイドボタンの長押しはSiri固定でしたが、他社製AI(GeminiやAlexaなど)を設定可能になります。OSレベルでSiri以外のAIを呼び出せるのは大きな変化です。
2. 検索エンジンとサードパーティ製アプリマーケットプレイス

Safariのデフォルト検索エンジンを以下から選択できるようになります。
- Bing
- DuckDuckGo
- Yahoo! JAPAN
- Ecosia
この中でのオススメは「DuckDuckGo」ついで「Bing」です。GoogleはBardという名前で始めたGeminiというAIによって、インターネットにおける正しい情報に辿り着けない状態です。
また、「Yahoo」の検索結果は「Google」と同じなため設定する意味はありません。
2010年9月以降からYahoo!独自の検索エンジンからGoogleの検索エンジンへ徐々に移行されていった。移行の完了後にはGoogleの検索シェアが98%近くとなり、日本で一番使われていることになる。2020年には、Googleが日本で一番使われている。
また、NAVERまとめ(韓国企業でYahoo! JAPANの親会社)の不祥事などがあり、ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター )がキュレーションメディア(ゴミぱくりまとめサイト)として台頭しているが、いずれも悪質なサービスなため閲覧・利用は控えた方が良い。(NAVER JapanはLINEのサービスを展開している企業であり、NHKも関与している)
Noteに関しても同様で、はじめは「note.mu」というドメインで始めた小さな企業であったが、内部リンクの膨大さで所謂SEO汚染を起こしている。
Wikipedia / および私の経験から
また、App Store以外の「サードパーティ製アプリマーケットプレイス」からのインストールが解禁されます。
ただ、現時点では「AltStore PAL」や「Epic Games」程度しかなく、ラインナップは限定的です。 (個人的な感想ですが、脱獄済みiPhone 14 Pro / iOS 16.5で動作検証した際も、現状ではApp Storeを完全に代替するほどの実用性はまだ感じられませんでした)
3. その他の新機能

Liquid Glass: ロック画面の時計デザインに透明度スライダーが追加

リマインダー: 期限が近づくとアラームを鳴らす新しいオプションが追加

AirDrop: 連絡先交換なしでファイルの送受信ができるワンタイムコード機能
Apple Music: オフライン歌詞のサポート(通信なしで歌詞表示が可能に)などの機能が追加されます。
iOS 26.1:技術者向けエクスプロイト「bl_sbx」
ここからは、「Appleの制限を超えてカスタマイズしたい」 という上級者向けの情報です。
もしあなたが現在 iOS 26.1(または iOS 26.2 Beta 1まで)を維持しているなら、アップデートをする前に一考の価値があります。
※ iOS 26.2 Beta 2 以降では対策されています。
bl_sbx で何ができるのか?
このエクスプロイトを利用すると、通常はアクセスできないシステムファイルの一部に対して読み書きが可能になります。 現在、主なターゲットとなっているのは以下のファイルです。
/private/var/containers/Shared/SystemGroup/systemgroup.com.apple.mobilegestaltcache/Library/Caches/com.apple.MobileGestalt.plistこの MobileGestalt.plist は、デバイスの機能や設定情報を司る重要なファイルです。これを適切なツール(misaka26 など)で編集することで、以下のような挙動変更が可能になります。
- シャッター音の強制無効化(マナーモード時) 日本のiPhoneはハードウェア的にシャッター音が鳴ると思われがちですが、実はこのplist内の「モデルナンバー(Region Info)」で制御されています。ここをカナダ版などに書き換えることで、日本版iPhoneでもマナーモード時に無音化が可能になります。
- iPad用アプリのインストール
- ステージマネージャー / Always on Display の有効化(機種による)
- M1/Pro向けゲームのインストール
- 旧写真アプリUIへの変更(iPhone限定)など
※iPadへの偽装も技術的には可能ですが、実用的ではないとのことです。
主なソフト GitHub Link: straight-tamago/misaka26
できないこと(MacDirtyCowとの違い)
かつてiOS 16時代に流行したMacDirtyCowエクスプロイトとは異なり、bl_sbxには制限があります。
- WDBRemoveThreeAppLimit のような機能はできない: 無料Developerアカウントの「3アプリ制限」解除はできません。
- 脱獄 TrollStoreのインストールや、未署名アプリの永続的な動作はできません。
⚠️ 非常に高いリスクを伴います
MobileGestalt.plist の編集は非常に危険です。記述を誤ると、ブートループ(リンゴループ)に陥り、強制的に最新OS(iOS 26.2以降)への復元を余儀なくされる可能性があります。
実行する場合は完全に自己責任であり、事前のバックアップ(Finder/iTunesでのローカルバックアップ推奨)が必須です。
参考・出典
- GitHub: khanhduytran0/bl_sbx / hanakim3945/bl_sbx
- Technical Details: MobileGestalt modifications
追記:こちらの検証用に iPhone 17 Pro Max を思い切って購入しました

結論:どちらを選ぶべきか?
【iOS 26.2】へアップデートすべき人
- Siri以外のAIをサイドボタンですぐに使いたい
- システムの安定性やセキュリティを最優先したい
- 公式の手順でサードパーティ製アプリマーケットプレイスを試したい
【iOS 26.1】以下で待機すべき人
- シャッター音の無効化など、システム内部の設定値書き換えに強い関心がある
- ファイルシステムへのアクセス権を利用した研究や検証を行いたい
- 万が一、デバイスが起動しなくなっても復旧させる知識と覚悟がある
- 古いUIの方が使い勝手が良いなど
「iOS 26 iPhone アップデート 日本」などで検索する多くのユーザーにとって、正解は iOS 26.2 でしょう。しかし、iOSの深淵を覗きたいギークな方々にとっては、iOS 26.1は貴重な「遊び場」になります。
Appleはダウングレード(古いOSに戻すこと)を厳しく制限しています。一度上げてしまうと戻れないため、慎重に判断してください。
カスタマイズやアップデートに備えるおすすめアイテム
PCとiPhoneを接続してのバックアップや、デバッグツールの使用には、高速データ転送に対応した信頼性の高いケーブルが欠かせません。付属ケーブルより高速で、トラブル時の復旧もスムーズです。
iPhoneのフルバックアップにはPCの内蔵ストレージだけでは足りないことがあります。USB 3.2 Gen 2x2(USB Type-C)なので対応している場合は高速な転送速度が得られます。
- iPhone 15 シリーズ以降、iPhone Air: USB 2.0規格(最大480Mbps)
- iPhone 15 Pro / Pro Max 以降: USB 3.2 Gen 2規格(最大10Gbps)
ブラックフライデー先行セールで-15%オフです(通常は約2万円)。500GBはセールなし、2TBは-6%で30,333円、8TBは-15%で87,000円となっており1TBが一番手頃かつお得です。
いずれもブラックフライデーセールにより安くなっています。
iOS 26 対応機種
iPhone 11シリーズ、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone 14シリーズ、iPhone 15シリーズ、iPhone 16シリーズ、そしてiPhone 17シリーズなどの新しいモデルが対象
iPadOS 26 対応機種
iPad Pro(M5)、iPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)、iPad Air(M3)、iPad Air(M2)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(A16)、iPad(第8世代以降)、iPad mini(A17 Pro)、iPad mini(第5世代以降)
この記事を書いている現在の最新バージョンがiOS 26.1なのでiPhone 17シリーズでも有効な内容になっています。
番外編:iOS 17.0 の希少価値
もし、 iOS 17.0 のまま維持しているデバイス(iPhone / iPad)があるなら、絶対にアップデートしてはいけません。
現在、TrollStoreに対応した iOS 17.0 / iPadOS 17.0 向けのSpringBoardのみ有効なSemi-Jailbreakが開発されており、公開が待たれている状態です。


脱獄に興味がなくても、Semi-Jailbreakが可能でTrollStoreが動く環境はリセールバリューが高くなります。
ついに公開されました!詳細を書いたので是非ご確認ください。


コメント
コメント一覧 (2件)
久々の投稿嬉しい限りです
最近はJailbreak界隈も閑古鳥が鳴く静けさだったので、26.2でのサードパーティストアの解放やMobileGestalt系ハックなど話題が増えて安心?しています
私自身16.6.1に取り残されて何年…?になりますが、Dorpamineは対応せず、TS2の味薄になった甘い汁を啜りながら暮らしています…
寒くなりますのでお身体気をつけて、また楽しい記事を心待ちしています!
暖かいコメントありがとうございます!
最近は、LiveContainerなどの開発者であるDuy Tran氏やHuy (34306)氏のベトナムコンビを元に利用価値の高いハック技術が公開されていて活気がありますね。
私もメインはiPhone 14 Pro / 16.5 なのでついていけない(金銭的に)のですが、1年前に契約して放置していたサーバーへやっと変えたので、紹介できることを深く掘り下げて公開していこうと思っています。