【脱獄アプリ開発】第4回 XcodeとiOSOpenDevをインストールしよう!

2013/01/23 15:28

はい。やめようかと思ったけど、楽しみにしてくれてる方がいらっしゃるとのことで、脱獄アプリ開発シリーズを続けます。

今回はMacを使って、XcodeにiOSOpendevというJailbreak Tweakを簡単に作成できる、拡張機能をインストールします。リリースされてからしばらく経ちまして、インストールに少しポイントがあるため、その辺りを紹介いたします。

今までのあらすじ

【脱獄アプリ開発】第1回 VirtualBoxにLinux Ubuntuをインストール!
【脱獄アプリ開発】第2回 Cydia Debパッケージを作成しよう!
【脱獄アプリ開発】第3回 Google App Engineを使ったCydiaリポジトリの作成方法
見ていない方は、1回目から目を通して、また見た方も復習しておきましょう!

・・・書くのすごい大変なのに、レスポンスほとんどないんだよなぁショボ――(´-ω-`)――ン
( ゚д゚)ハッ!いかんいかん…ではでは、サクッと行きましょう!

使ってるOSがWindowsまたはLinuxでMacがない場合

WindowsのVMwareでMac OS X 10.6 Snow Leopardを動かす方法|ichitaso’s back of flyer

Hackitosh – Will feel Tips
この辺りを参考にしてください。ただし、環境(主にCPU)によって出来ない場合があります。
そういった場合は、素直にMacを購入しましょう。Mac miniなど安くてカスタマイズもできるので、いいですよ!

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メモリを増設して、SSDに換装しHDDをデータ用として使えば完璧!!

自分が欲しい!!

Xcodeのインストール

Xcode 4 Downloads and Resources – Apple Developer

Mac App Storeで公開されていますが、こちらからDownloadします。
現在の最新Ver.はXcode 4.5.2となっており、iOSOpendevもインストールできますが、ビルドが失敗してしまいます。(自分のやり方が悪いのかも…わかる方いたら教えて下さい)
という訳で、「Looking for additional developer tools? View Downloads」の部分をクリック

一つ前の『Xcode 4.4.1』と、使っているOSに合った最新の『Command Line Tools』をDLします。その際、Developer登録が必要になるので、登録しましょう!登録だけなら無料です←重要
登録方法は、「apple developers 登録方法 – Google 検索」こちら!

すでに最新版が入ってる場合は、/Developerというフォルダを作成して、そちらで行うといった方法でいいかと思います。
また、他Ver.のiOS SDKをインストールしたい場合は、dmgファイルだけダウンロードして、中身を抜き出すことで対応出来ます。
sudo -s
cp -R /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneOS.platform/Developer/SDKs/iPhoneOS6.0.sdk /Developer
cp -R /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/SDKs/iPhoneSimulator6.0.sdk /Developer
Xcode集中連載(4):Xcode 4.3.3 に古いSDKをインストールする « TORQUES LABS

結構時間かかるので、あらかじめDownloadしておいてください。

iOSOpenDevのインストール

【iPhone】これでアナタもスーパハカー!?JailBreak Tweak作成支援ツール iOSOpenDevリリース : dmnlog

こちらの、でえもんさんの記事を参考に進めていきます。

1.Macportをインストール
The MacPorts Project — Download & Installation
↑こちらのリンクから「installers for Mountain Lion,Lion and Snow Leopard」の部分でお使いのOSのものをクリックしてDownloadします。

終わったらインストールしましょう

※事前にXcodeとCommand Line Toolsをインストールしておく必要あり
2.ターミナルを開き「dpkg」をインストール
sudo port -d selfupdate
sudo port install dpkg
3.iOSOpenDevのインストール
iOSOpenDev—Download

「iOSOpenDev 1.5 Installer」をDLしインストールします。

インストーラに従って進めていき・・・


インストールできませんでした。

Troubleshoot · kokoabim/iOSOpenDev Wiki
こちらのトラブルシュートを開いて、Xcode LicenseをDLします。

アーカイブユーティリティ.appで解凍されない場合、以下の方法で行なって下さい。



コマンドで解凍する場合

tarコマンドで解凍・圧縮するlinux一覧まとめ(tg、zgz、zipなど)


アプリで解凍する場合

Mac App Store – The Unarchiver



Downloadフォルダに展開したとして、以下のようにターミナルで実行します。
sudo -s
cd ~/Downloads
./xcode-license
スペースキーを押下していくと、最後に以下のような画面になるので、「agree」とタイプ


Returnキーを「ッターン!」っとして終了です。


問題なければ、このようにインストールが完了します!お疲れ様でした!


次回は、実際にビルドする方法を紹介いたします。

それまで Objective-C の本を読んで、勉強しておいてください。

Objective-C超入門――ゼロからしっかり学べるiPhoneプログラミング【Xcode4.2対応】
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ぼくは「C言語?なにそれ美味しいの?」って感じだったので、この本が分かりやすかったです!

でわでわ

【脱獄アプリ開発】第6回 iOSOpenDevを使ったSBSettingsトグルの作り方