【Hackintosh】OSx86 WinPCにOS X 10.10 Yosemiteをインストールする方法
アメリカ時間の2014/10/16にリリースされた「OS X 10.10 Yosemite」ですが、早速Windows PCにHackintoshして入れてみましたので紹介いたします。
と言っても夢の話ではありますが・・・
PC環境
- CPU:Intel CPU Core i7 4770K
- マザーボード:GIGABYTE GA-Z87X-UD3H
- ビデオカード:GeForce GTX760 ZT-70405-10P
- SSD:A-DATA ASP900S3-128GM-C-7MM
- Bluetooth:I-O DATA USB-BT40LE
- サウンド:Creative USBオーディオ Sound Blaster Play! SB-PLAY
- Wi-Fi:TP-LINK TL-WDN4800 450M
「Crucial MX100 2.5インチ内蔵型SSD 256GB SATAIII CT256MX100SSD1」なんかがインストール先として使うのにいいかもしれません。
インストールDiskの作成
- 8GB以上のUSBメモリ(SDカードなどでも可)を使用します
- 「Install OS X Yosemite.app」が必要です
- Macの実機、もしくはOS Xが動作する環境が必要です
WindowsのVMwareでMac OS X 10.6 Snow Leopardを動かす方法|ichitaso’s back of flyer
- USBメモリをGUIDの1パーティションでフォーマット、名前を「USB」にする
- アプリケーションフォルダに「Install OS X Yosemite.app」を入れる
- Yosemite.zipを展開し、「create_usb.sh」を実行
sudo sh create_usb.sh - Yosemite.zipをUSBへ入れる
- Clover_v2k_r2953.pkgを実行
- インストール先をUSBにする
- カスタマイズでインストールする項目を選択しインストール
- USB/EFI/CLOVER/kexts/OtherにFakeSMC.kextを入れる
インストール途中でエラーが出る場合は再度作成してみて下さい。
OS X 10.10 Yosemiteのインストール
- PCを起動してUSBからBootします
- 画面が表示されたら「Mac OS X USB」を選択しEnter
- Disc Utilityでインストール先を作成します
- 作成したディスクを選択しインストール
- 完了すると自動的に再起動します
- USBからBoot
- 必要なkextをKext Wizard.appでインストール
kextsフォルダ内のAppleIntelE1000e.kextはZ87X-UD3Hのネットワークカードで機能するものです。
IOAHCIFamily.kextはSSDのTRIMを有効にするものです。
各PC環境によって違うので、必要なkextをインストールして下さい。
サウンドに関しては、上手くドライバーが反映されないため「USBカード」のものにしちゃうのが手っ取り早いです。 - Clover_v2k_r2953.pkgを実行しインストール先をYosemiteの入っているDiskにします
(FakeSMC.kextを入れない以外はUSBと同様の手順です) - 再起動で完了です!
.DS_Storeファイルを作らない『Asepsis』というソフトをインストールすると起動しなくなります。v1.5でOS X 10.10に対応となっていますが、Hackintoshの場合ダメなようです。
デモンストレーションVideo
2014/10/19:追記
HandOff機能を有効にさせようといろいろ試しているうちに起動しなくなったため、UniBeast + MultiBeastの環境で再度インストールしました。
UniBeast: Install OS X Yosemite on Any Supported Intel-based PC
英語ですが、簡単なので参考にしてください。
ポイントとして、言語設定を英語にして再起動すること、USBのフォーマットはマスターブートレコードでMac OS(拡張ジャーナリング)、USBでBootするときは「-x -v」のOptionを付けることです。
MultiBeastは、DSDT Freeで自分の環境に合わせてOptionを加えたら行けるかと思います。