【Hackintosh】OSx86 WinPCにOS X 10.10 Yosemiteをインストールする方法

2014/10/18 18:13

アメリカ時間の2014/10/16にリリースされた「OS X 10.10 Yosemite」ですが、早速Windows PCにHackintoshして入れてみましたので紹介いたします。

と言っても夢の話ではありますが・・・

PC環境

Wi-Fiに関しては参考です。

「Crucial MX100 2.5インチ内蔵型SSD 256GB SATAIII CT256MX100SSD1」なんかがインストール先として使うのにいいかもしれません。

インストールDiskの作成

必要なファイル:Yosemite.zip
  1. USBメモリをGUIDの1パーティションでフォーマット、名前を「USB」にする
  2. アプリケーションフォルダに「Install OS X Yosemite.app」を入れる
  3. Yosemite.zipを展開し、「create_usb.sh」を実行
    sudo sh create_usb.sh
  4. Yosemite.zipをUSBへ入れる
  5. Clover_v2k_r2953.pkgを実行
  6. インストール先をUSBにする
  7. カスタマイズでインストールする項目を選択しインストール

  8. USB/EFI/CLOVER/kexts/OtherにFakeSMC.kextを入れる
以上で完成です。
インストール途中でエラーが出る場合は再度作成してみて下さい。

OS X 10.10 Yosemiteのインストール

  1. PCを起動してUSBからBootします
  2. 画面が表示されたら「Mac OS X USB」を選択しEnter
  3. Disc Utilityでインストール先を作成します
  4. 作成したディスクを選択しインストール
  5. 完了すると自動的に再起動します
  6. USBからBoot
  7. 必要なkextをKext Wizard.appでインストール
    kextsフォルダ内のAppleIntelE1000e.kextはZ87X-UD3Hのネットワークカードで機能するものです。
    IOAHCIFamily.kextはSSDのTRIMを有効にするものです。

    各PC環境によって違うので、必要なkextをインストールして下さい。

    サウンドに関しては、上手くドライバーが反映されないため「USBカード」のものにしちゃうのが手っ取り早いです。
  8. Clover_v2k_r2953.pkgを実行しインストール先をYosemiteの入っているDiskにします
    (FakeSMC.kextを入れない以外はUSBと同様の手順です)
  9. 再起動で完了です!
【注意点】
.DS_Storeファイルを作らない『Asepsis』というソフトをインストールすると起動しなくなります。v1.5でOS X 10.10に対応となっていますが、Hackintoshの場合ダメなようです。

デモンストレーションVideo



2014/10/19:追記
HandOff機能を有効にさせようといろいろ試しているうちに起動しなくなったため、UniBeast + MultiBeastの環境で再度インストールしました。
UniBeast: Install OS X Yosemite on Any Supported Intel-based PC
英語ですが、簡単なので参考にしてください。

ポイントとして、言語設定を英語にして再起動すること、USBのフォーマットはマスターブートレコードでMac OS(拡張ジャーナリング)、USBでBootするときは「-x -v」のOptionを付けることです。


MultiBeastは、DSDT Freeで自分の環境に合わせてOptionを加えたら行けるかと思います。