【脱獄方法】PanguよりiOS 9.2 – 9.3.3が脱獄できるツールがリリース!

2016/07/25 01:41

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本日、PanguよりiOS 9.2~9.3.3に対応した脱獄ツール「PP Pangu」がリリースされました!

これにより、iPhone SEなどの新機種も加えたiOS 9.3.xのデバイスで、脱獄が可能となりました。


2016/08/01 追記
この方法は不要なソフトをインストールする必要があるので、以下の方法で脱獄することをおすすめします。


iOS 9.2 – 9.3.3を脱獄できるiOSデバイス

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  • iPhone
    (iPhone SE, iPhone 6s Plus, iPhone 6s, iPhone 6 Plus, iPhone 6, iPhone 5s)
  • iPad
    (iPad Pro, iPad Pro 9.7″, iPad Air 2, iPad Air, iPad mini 4, iPad mini 3, iPad mini 2)
  • iPod touch
    (iPod touch 6G)
64bitのCPUを使ったiOS 9.3.3まで搭載デバイスで脱獄が可能です。
また、iOS 9.2 / 9.2.1のデバイスも脱獄可能となっています。

32bitのiPhone、iPad、iPod touchは対応していません。
  • iPhone
    (iPhone 5c, iPhone 5, iPhone 4s)
  • iPad
    (iPad 4, iPad 3, iPad 2, iPad mini)
  • iPod touch
    (iPod touch 5G)

ダウンロードリンク


※現在では中国版のPP助手というツールを使った方法でしか脱獄できません。後ほどPangu側で英語版をアップするようです。

また現在ではWindowsのみ使用可能で、PP助手というソフトをPCにインストールする必要があります。不安な方は仮想マシンなどでインストールして下さい。

Windowspphelper_5.0.3.1154_25pp_00119_Setup.exe
2016/07/29: 英語版のiOS 9.2 – 9.3.3対応の脱獄用アプリがリリースされました。

PP PanguでのiOS 9.3.3脱獄方法

1.iTunesにてPCへデバイスのデータをバックアップ

2.最新のiOS 9.3.3へアップデート
OTAアップデートされている場合、iTunesでIPSWファイルから復元

iPhone,iPad,iPod touch iOS Firmware IPSW ダイレクトリンク

3.パスコード、iPhoneを探す、自動ロックをオフで初期設定を行う
脱獄に失敗しないように、新しいiPhoneで行うのがベターです。

4.PCにiOSデバイスを接続する
ダウンロードした「pphelper_5.0.3.1142_25pp_00119_Setup.exe」をダブルクリックしてPP助手をインストールします。その際、不要なレジストリなどを作成されるので、後ほど削除します。
5.PP助手をインストールする
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ファイアーウォールを許可して「PP助手」のインストールが完了です。

6.デバイスにPP助手のアプリをインストール
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こちらをクリックしてしばらく待ちます。

7.待ってる間にApple IDの捨て垢を作成
https://appleid.apple.com/

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Apple IDを求められるので、捨てアカウントを入力しましょう。

絶対にメインアカウントを入れないように
(入れた場合はパスワード変更して下さい)

登録されていないApple IDは弾かれますので、どうでもいいアカウントにしてください。

v1.2からApple IDの入力が不要になりました。
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この画面になったら完了です。

8.iPhone側にインストールされた「PP盘古越狱」を起動
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そのままでは起動しないので「設定」→「一般」→「デバイス管理」→「自分のApple ID」→「信頼」をタップ
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アラートが表示されるので「信頼」をタップ

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「PP盘古越狱」が起動できるようになったので、アプリをタップ

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通知の許可を求められるので「OK」をタップします。

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「安装PP助手」のチェックを外し、真ん中をタップ

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この画面になったら数秒ほど待って、スリープボタンを押してロック

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ロック解除すると「PP盘古越狱」の通知が来るので右にスワイプで開きます。

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あとは自動的にCydiaがインストールされるので、しばらく待ちます。完了するとRespringされて、ホーム画面にCydiaが現れます。
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iPhone SEでも無事脱獄が出来ました!

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PP Panguを使った脱獄は再起動時に「PP盘古越狱」を起動する必要があります

再起動した場合、Cydiaやデフォルトで/Applicationsディレクトリに入っていないアプリが起動しなくなります。また以前までの脱獄と違い、/var/stash/xxx ディレクトリにシステムファイルが移動されません。
1.再起動したら「PP盘古越狱」アプリを開いて、真ん中の部分をタップ
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2.この画面になったら6秒ほど待ってスリープボタンでロック
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すぐに通知が来て自動的にRespringされ、通常通り使用することができるようになります。昔みたいにPCにケーブルを接続してDFUモードにするなどではないので、そんなに問題は無いかなといったところです。

PCにインストールしたPP助手を完全に削除する方法

PP助手は正直なところよろしくないソフトなので、脱獄したら削除しておきます。

IObit Uninstaller 5などをインストールして、不要なレジストリなどを完全にアンインストールします。使い方は簡単で、ゴミ箱に入れて「アンインストール」→「パワフルスキャン」で不要ファイルを削除。

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Windowsファイアーウォールなどで許可したPP助手関連のルールを削除

「Win+R」キーでファイル名を指定して実行を開き「regedit」と入力しEnter

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「Ctrl+F」キーで検索窓を出し「PP助手」で検索し、検出されたレジストリを全て削除
後はPCを再起動すればOKです。

脱獄後に位置情報がONにできなくなる場合

Modmyi(デフォルトRepo)より「libLocation」をインストールするか、「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を行ってみてください。

まとめ

脱獄後、バックアップから復元してもOKですが、新しいiPhoneとして設定しておく方が後々のことを考えるとおすすめです。もしそのデバイスがまだ脱獄したことが無いものでしたら、そのまま使用して下さい。

iOS 9.1の脱獄が発表されたのは、すでにAppleが署名を停止したバージョンだったので、今回の脱獄は最新のバージョンで行えるのが嬉しいポイントですね。
もちろん、脱獄は自己責任なので、ご注意下さい。

自作Tweakも追々開発していきたいと思います。