yalu102やextra_recipeをiPhone単体でインストール・再署名する「Extender: Reloaded」

iOS 10の脱獄で使用する「yalu102」や「extra_recipe」、「mach_portal」は、通常PCからCydia Impactorを利用してインストール・7日間の署名を行います。
しかし、今回紹介する「Extender: Reloaded」をインストールしておくと、デバイス単体でそれらのアプリをインストール・署名を行ってくれます。

また、7日間の制限を考慮して、署名が切れる前に自動的に再署名を行う機能も備えています。

iOS 10で脱獄している方は是非インストールしておきましょう。

「Extender: Reloaded」のインストール

CydiaからMatchstic’s repositoryを追加します。
http://repo.incendo.ws
サードパーティのRepoですが、作者は「InfoStats2」などを開発しているデベロッパーで、このプログラム自体もオープンソースで公開されているので安心してください。
Source:Matchstic/Extender-Installer: Provides installation of, and useful extensions to, Cydia Extender.
Repoを追加したら「Extender: Reloaded」をインストールします。

最初のインストールに時間が掛かりますが、成功するとHome画面にExtenderが追加されます。


※脱獄アプリなので脱獄中じゃないと起動しません

「Extender: Reloaded」の使用方法

1.Apple IDでサインイン

右下の「その他」タブに移動して、一番上の「Sign In」をタップ


IDとパスワードを入力してください。

(複数のデバイスがある場合、それぞれに別のApple IDを振り分けるのをお勧めします)
2.再署名のテストをしてみる
真ん中の「インストール済み」タブに移動して、左上の「Re-sign」をタップ


「全てのアプリを再署名しますか?」と聞かれるので「Re-sign」をタップ


おそらく、最初は失敗するでしょう


失敗するとこのようなエラーがバナーで表示されます。

「その他」タブにある「Troubleshooting」を開きます。


「Revoke Certificates」をタップして、証明書を破棄します。


再度「再署名」を行ってみると成功しました!

3.自動的に再署名を行うように設定する
「その他」タブの「Re-sign Application When:」をタップ

デフォルトで「2 Day Left」と設定されています。

これは署名が切れる2日前に再署名を実行するという意味になります。7日間の制限なので、5日目に再署名を行うということです。

私の場合、不意の事故でRebootされた時のことを考えて、毎日署名するように「6 Day Left」にしています。

また、証明書の問題で失敗しないように、「その他」タブにある「Advanced」で以下のように設定しています。


上からLow Power Modeでも実行する、チェックする時間は2時間ごと(バッテリーに関わってきます)、「Auto-Revoke Certificates」で失敗した時に、自動的に証明書を破棄するようにしています。

「Auto-Revoke Certificates」は、複数のデバイスで同じApple IDを使用している場合、お勧めしませんが前述の通り1つのデバイスに1つのApple IDを割り当てていれば問題ありません。

このように、裏で動作して自動的に再署名してくれるので、7日間問題を気にする必要がなくなります。

たまに再署名してくれないときがあるので、そのときはRespringしてみて下さい。