NotifyWiFi X – iPhoneのWi-Fi機能を拡張する脱獄Tweak [iOS 10/11/12対応]

2019/04/26 21:14

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iPhoneなどのiOSデバイスで、Wi-Fiに接続したときに通知をする、特定のWi-Fiをブロックする、特定のWi-Fiに接続時などにパスコードをスキップする、Wi-Fi設定を拡張する『NotifyWiFi X』というTweakを作成したので紹介します。


NotifyWiFi Xには大きく分けて3つの機能があります。

1. Wi-Fiに接続したときに通知を行います。


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何かしらのSSIDに接続したときに、通知バナーを表示します。

バナーをタップしたときの動作も設定で変更できます。

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接続した履歴は「ネットワーク履歴」から50件まで確認することができます。

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ホワイトリストに設定したSSIDは通知を行いません。

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ブラックリストに接続した場合、Wi-Fiは自動的にオフになります。

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セキュリティ的に接続したくない公衆無線LANや通信できないSSIDなどを設定しておく使用方法があります。

2. 設定のWi-Fiメニューを拡張します。


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「引っ張って更新」や「接続したことのあるネットワークの表示」などの機能を追加できます。その他に詳細項目を表示させたり、RSSIリミットを解除することができます。

3. 特定のWi-Fiに接続しているときなどにパスコードをスキップします。

ホワイトリストに接続しているときにパスコードをスキップしたり、ブラックリスト以外ではパスコードをスキップすることができます。

Face IDなどが利用できない環境で便利になります。

その他の機能


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iOS 10では通知を1タップで消す、iOS 11/iOS 12は通知を下にスワイプして全てクリアすることができます。

設定から通知をテストすることができます。

iOS 10ではFlipswitch、iOS 11/iOS 12はCCSupportをインストールすることで、機能のOn/Offや長押しで通知バナーの表示テストをすることができます。

また、Activatorからも実行できます。

iOS 12以降はbeta版を利用してください: https://rpetri.ch/repo/

通知が機能しない場合、iCleaner Pro(Repo:https://ib-soft.net/cydia)のCydia SubstrateアドオンでNotifyWiFiX.dylibとPreferenceLoader以外をオフにしてテストしてみてください。

機能したらもとに戻してください。

競合するTweak: Passby及びGoodWiFi

Passbyでは自宅のWi-Fiに接続しているときにパスコードをスキップする機能を利用していましたが、インストールしているとSpringBoardがクラッシュするのが多々見られたのでクラッシュしないように作成しました。

NotifyWiFi Xのインストール

Packix Repoからインストール可能で価格は $ 1.00です。

Repo:https://repo.packix.com/

このパッケージはA12(arm64e)向けにもコンパイルしていおり、日本語にもローカライズされています。

デモンストレーション


更新情報

v1.0.3
・フランス語を追加
・機能の安定化

v1.0.4
・中国語(简体中文/繁體中文)を追加

v1.0.5
・ベトナム語を追加

v1.0.6
・ドイツ語、スペイン語を追加

v1.0.7
・トルコ語を追加

v1.0.8
・修正:通知のセクション名がWi-Fi変更時に他のアプリにも適用される問題




設定からお好みのセッティングで、便利に使用してもらえれば幸いです。