iOS 16.1.2以下でシャッター音をマナーモードで無音にする方法【脱獄不要】


iOS 16.0~16.1.2またはiOS 15.0~15.7.1のデバイスに限り、日本のiPhoneでもサイレントモード(マナーモード)時はカメラのシャッター音やスクリーンショット音を国際仕様と同じ無音にすることが出来ます。

実際にiPhone 13 Pro iOS 16.1.2で行ったので、その方法を紹介いたします。



方法は「RegionChanger」で行っていることを手動で編集します。

Filza_MacDirtyCowをインストール


Sideloadlyでインストールしてもいいですが、他にも色々と用途があるので「SideStore」を入れておくと便利です。もちろん「AltStore」でも構いません。






Link:Filza_4.0_Patched_15.0-16.1.2.ipa

こちらのMacDirtyCowを使用したFilza File Managerを使用しています。

ダウンロードした後に左上の「+ボタン」からインストールできます。

Filzaで該当箇所を編集する

注意:指定した場所以外を編集しないでください。最悪リンゴループになり起動できなくなります。

もし間違ったところを変更してしまったら、保存せずにFilzaアプリを終了させてください。

キャッシュファイルなのでplistファイル自体を消しても再起動で復元されます。

変更場所:
/var/containers/Shared/SystemGroup/systemgroup.com.apple.mobilegestaltcache/Library/Caches/com.apple.MobileGestalt.plist

/var/containers/Shared/SystemGroup/

systemgroup.com.apple.mobilegestaltcache/

Library/Caches/

com.apple.MobileGestalt.plist

長いので分けて記述しておきます。




1.「com.apple.MobileGestalt.plist」をタップしてPLISTエディタで開きます

com.apple.MobileGestalt.plistをタップしてPLISTエディタで開く


2.「CacheExtra」の部分をタップ

CacheExtra


3.「h63QSdBCiT/z0WU6rdQv6Q」が「J」となっているので「i」の部分をタップ

「h63QSdBCiT/z0WU6rdQv6Q」キーを探し右側の「i」の部分をタップ


4.値を「US」に変更して左スワイプで戻る

値をUSに変更する


5.「zHeENZu+wbg7PUprwNwBWg」が「J/A」となっているので同じく「i」をタップ

「zHeENZu+wbg7PUprwNwBWg」キーの部分を探し右側の「i」をタップ


6.値を「LL/A」にして左スワイプで戻る

値を「LL/A」に変更する


7.右上の「保存」をタップして保存する

右上の「保存」をタップして編集したものを反映させる


8.左上の「完了」で閉じる

所有権のグループのところが「wheel」に変更される

情報を見てみると所有権のグループのところが「wheel」になっていればOKです。

※デフォルトの場合は「nobody」です。

9.デバイスを再起動させて設定を反映させる

非脱獄デバイスなので手動で再起動してください。

ボリューム上 → ボリューム下ボタンを素早く押し、パワーボタンをずっと長押しでRebootされます。

(脱獄環境であればldrestartやuserspace rebootで行えます)

設定が反映されているか確認

リブート後も設定が反映され、モデル番号の末尾が「LL/A」となっている

設定アプリの「一般」>「情報」でモデル番号の末尾が「LL/A」となっていれば成功です。(本来はJ/Aでアメリカのモデルと同じリージョンに変更したことになります)

マナーモードにしてスクリーンショットやカメラで音が鳴らないか確認してみてください。

まとめ

これで国際仕様のiPhoneと同じ動作になりました。心なしか大きいシャッター音も小さくなります。

元に戻すときは逆の手順で行えばOKです。

【参考】