AssistiveTouchをカスタマイズしてiPhoneを便利に使う方法

2016/05/15 17:45

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iOSの機能でAssistiveTouchというものが有りますが、使用している方も多いかと思います。

AssistiveTouchをカスタマイズして、上手く活用する方法を検証してみました。

AssistiveTouchの利用方法

1.設定アプリからAssistiveTouchをOnにする
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「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」

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「Assistive Touch」> AssistiveTouchのスイッチをON

これでAssistiveTouchが画面上に出てきます。

2.最上位メニューをカスタマイズ
これはAssistiveTouchをタップした時の一番上に出てくる動作を選択するメニューです。1個から最大8個までセットすることが出来ます。


利用できる操作は下記の19種類で、後述するカスタムジェスチャも追加できます。
  • ホーム
  • 通知センター
  • カスタム
  • デバイス
  • Siri
  • コントロールセンター
  • 画面をロック
  • 画面を回転
  • 音量を上げる
  • 音量を下げる
  • 消音
  • ジェスチャ
  • トリプルクリック
  • シェイク
  • マルチタスク
  • スクリーンショット
  • 画面の向きをロック
  • ピンチ
  • ダブルタップ
1個だけだとAssistiveTouchをタップした時、すぐに選択した機能が働きます。

3.カスタムジェスチャについて
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これは、あらかじめ自分で行った動作を、AssistiveTouchから呼び出して操作させるための機能です。ゲームなんかで役に立ちそうですよね。

私の場合は、2本指上スワイプを登録して、Appスイッチャーからタスクを2つ同時に終了させるようにしてみました。
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名前は適当に「タスクKill」としてみます。

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そうすると、カスタムジェスチャの項目に「タスクKill」が追加されます。

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4.最上位メニューをカスタマイズして自分好みに
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最終的に、このようにしてみました。

右下にマルチタスクでAppスイッチャーを呼び出しやすいようにし、その隣がホーム、スクリーンショット、あとよく利用するのは画面をロックです。
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画面をロックの項目は、iPhoneのLockボタンと同じ役割をするので、長く押し続けるとパワーダウンメニューが出てきます。iPhone 4から物理ボタンが壊れやすいというイメージがあるので、極力押さないで済むようにしてみました。

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5.AssistiveTouchのOn/Off
「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」の一番下に「ショートカット」というのがあるので、それで行います。これは3回ホームボタンをクリックした時に呼び出すものです。

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自分の場合、全てONにしています。

そうすると、アクションシートでキャンセルを選べるようになります。

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他の方のAssistiveTouchのカスタマイズ

ここで言うアニメーションバグとは
  1. AssistiveTouchアイコンを画面の右下隅にドラッグ
  2. ホーム画面をスワイプダウンして「Spotlight検索」を呼び出す
  3. 画面右下隅のAssistiveTouchアイコンがキーボードの上の位置に移動するので、その瞬間に画面をタップしてSpotlight検索を閉じる
  4. うまくタイミングが合えば、バグが発生しアニメーション効果が消える
iPhone SEに変えて、1ヶ月くらい使用していますが、発生したのは一回だけなので、個人的には気にならないかなといったところです。

いずれにしても、今後修正して欲しいですよね。

まとめ

非脱獄デバイスでは、AssistiveTouchが非常に役に立ちます。

一番いいのはiOS 9.3.xでJailbreakできたら不要のものとなるのですが、なかなか進展がないので、工夫して便利にiPhoneを利用していきましょう!