【iOS9.3対応】Xcodeを使った非脱獄デバイスでアプリをSideloadする方法

      2016/06/13

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iOS 9.2以降iPhoneなどのiOSデバイスはJailbreak出来ない状態が長く続いています。

そこで、iOS 9.3.xでも動作する「Sideload」という方法で、脱獄していないデバイスでもアプリをhookして、より便利に使用する方法を紹介いたします。

Sideloadをするのに必要なもの

  1. Mac OS X 10.11 El Capitan
    参考:Windows上のVMwareにOS X 10.11 El Capitanをインストールする方法
  2. Xcode 7.3以降
  3. Sideloadに使用する「dylibファイル」
  4. Sideloadに使用する「ipaファイル(アプリ)」
  5. iOS App Signer
  6. IPAInstaller
  7. optool
事前準備

1.Apple IDの作成と無料のDevelopper登録

Apple IDはお持ちかと思いますが、ない場合は以下のLinkから作成。

https://appleid.apple.com/account

無料のDevelopper登録を以下のLinkから行います。

https://developer.apple.com/downloads/

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Apple IDでサインイン後、画像のようにチェックを入れ「Submit」

2.Xcodeのダウンロードとインストール

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サインインすると、Xcodeなどをダウンロードできるページに移動するので、Xcodeをインストールしていない場合、こちらからダウンロードします。

Xcode 7.3またはXcode 7.3.1とCommand Line Toolsをインストールして下さい。

3.iOS App Signerのダウンロードとインストール

https://github.com/DanTheMan827/ios-app-signer/releases

こちらのページから最新の「iOS.App.Signer.app.zip」をダウンロードし、展開後ApplicationsフォルダにAppを入れて下さい。

4.IPAInstallerのダウンロードとインストール

https://github.com/iMokhles/IPAInstaller-Mac/releases

同様に「IPAInstaller-1.0.zip」をダウンロード・インストール

5.Optoolのダウンロードとインストール

https://github.com/alexzielenski/optool/releases

「optool.zip」をダウンロード展開後、「/usr/bin」に入れます。

以上で必要なもののインストールは完了です。

2chアプリTwinkleをSideloadで広告OFFにする


1.Dumpしたtwinkleのipaファイルを作る

現在の最新バージョンは「6.3」です。

バージョン6.0以降、何かしらの対策がされており、上手くインストールできないためバージョン5.4.1のものを使います。脱獄したiPhoneがあれば「App Admin」で簡単にダウングレードできます。

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次に脱獄したiPhoneで「Clutch 2」を使用してDumpしたtwinkle.ipaを作ります。

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私のRepoに「Clutch 2.0.2」があるので、インストールします。

OpenSSHかMobileTerminal系のアプリで操作します。

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「Clutch -i」と入力し実行するとインストールされているアプリ一覧が表示されます。

この場合、twinkleは「3」番なのでその数字を覚えておきます。

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次に「Clutch -d 3」と入力します。

「/var/mobile/Documents/Dumped/」に「com.rika.twinkle-iOS6.0-(Clutch-2.0.2).ipa」というDumpしたtwinkleのipaが出来ましたので、iFunBoxなどで取り出してあげます。

脱獄したiPhoneがない場合、お問い合わせフォームなどで連絡して下さい。

2.twinkle.ipaを右クリックからアーカイブユーティリティで展開

「Payload」というフォルダと「iTunesArtwork」というファイルが出てきます。

使用するのは「Payload」というフォルダのみで、中に「twinkle.app」が入っています。

3.「Payload/twinkle.app/twinkle」と「dylibファイル」を「optool」で紐付ける

ここで使用する「twinkle.dylib」は、普段theosでMakeする方法とは違い、説明が長くなってしまうので以下のものを利用して下さい。

twinkle.dylib

Terminalを起動して、「Payload」があるディレクトリに移動し以下のコマンドを実行

optool install -c load -p @executable_path/twinkle.dylib -t Payload/twinkle.app/twinkle

「twinkle.dylib」を「twinkle.app」へ移動

mv twinkle.dylib Payload/twinkle.app/

4.Sideload用のipaとして圧縮

zip -r twinkle_5.4.1_mod.ipa Payload/

「twinkle_5.4.1_mod.ipa」が作成されます。

Xcodeで空のプロジェクトを作成しプロビジョニングファイルを作成


1.Xcodeを起動して、Menuバーから「Xcode」→「Preferences」→「Accounts」を選択

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左下の「+」ボタンでApple IDを追加

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「View Details」をクリックし「iOS Development」の右にある「Create」をクリック

(2回くらいクリックするとボタンがへこんだ状態になります)

2.XcodeのCreate a new Xcode projectをクリック

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3.iOS ApplicationのSingle View Applicationでプロジェクトを作成

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4.Product Nameを「twinkle」など適当な名前を付ける

デスクトップなどわかり易い場所に保存して下さい。

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左上のデバイスターゲット部分を自分のiPhoneに選択

5.Teamの部分をクリックして、先ほど追加したApple IDを選択

「Fix Issue」をクリックして注意マークがなくなればOK

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これで「twinkle_5.4.1_mod.ipa」をインストールするためのプロビジョニングファイルが出来ました。

iOS App Signerでipaファイルに署名をする


iPhoneの実機にインストールするため、先ほど作ったプロビジョニングファイルを利用して「twinkle_5.4.1_mod.ipa」に署名をします。

1.iOS App Signerを起動して「Input File」にipaを入れる

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2.「Signing Certificate」が自分のApple IDになっていることを確認

3.「Provisioning Profile」をXcodeで作成したものへ選択

4.「Start」をクリックしてipaファイルを再パッケージ化する

以上で署名されたipaファイルが完成します。

IPAInstallerで実機のiPhoneにインストール


1.IPAInstallerを起動して、作成したipaファイルをDrag&Drop

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2.「Extract」をクリックしてしばらく待つ

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完了すると「Install」という表記に変わります。

3.「Install」をクリックして実機にインストール

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Completeとなったら完了です。

インストールしたSideloadのアプリを起動


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そのままですと、信頼されていない開発元と表示され、アプリが起動できません。

1.「設定」→「一般」→「プロファイルとデバイス管理」を開く

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2.デベロッパAppで自分のApple IDをタップ

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3.信頼をタップしてアプリを起動できるようにする

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これで起動できるようになりました。

Jailbreakしていなくても、twinkleの広告が表示されないアプリが使用できるようになりました。ただし、データは別の場所で見ているので、再設定してあげる必要があります。

その他のSideloadアプリ


VPNなしで視聴、広告なし、無制限のスキップができる「Pandora」アプリ

Pandora_7.2.1_0.1-mod.ipa

広告なし、VPNなし、偽装プレミアになれる「Spotify」アプリ

Spotify_5.7.0_003-mod.ipa

これらのアプリは、Xcodeで同様にプロビジョニングファイルを作成し、iOS App Singnerで署名することでインストールができます。

その他「YouTube」などでもバックグラウンド再生をできるようにしたり、非脱獄デバイスでもいろいろと便利にすることができます。

iOS 9.2以降Jailbreakが出来ない状態なので、こういったもので代用することが可能です。

 

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